東京・中目黒のdessinにて、グラフィックデザイナー・小林一毅の巡回展「Play Time」を9月4日まで開催しています。
7月16日より金沢市のTORIにてスタートした同展は、小林氏の新たな立体表現への取り組みから生まれた玩具を中心とした展覧会となり、金沢・大阪・東京の3箇所を巡回しています。
2020年に子どもが産まれ、生活を取り巻く環境が大きく変化した小林さん。子どもと過ごす生活を充実させることを最優先に掲げ、仕事を組み立て、自身の趣味や自主的な制作を子どもと共有できるものにすることから、生活と仕事の両立の可能性、日常と仕事の相関性について模索しています。
彼の仕事は紙媒体を中心としたグラフィックデザインであり、その多くは作図や作字を伴う造形的な営みです。アントニオ・ヴィタリやエンツォ・マーリが作る玩具を資料として観察し、また子どもと共に遊んでいるうちに、自身が作っている平面的な造形を立体に起こしてみたらどのような視覚情報が生まれるか、あるいは初めて手でなでられる造形になった時の感覚を確かめたいという想いが芽生えました。
本展は、家族との日常生活のなかで生まれたアイデアを起点とした玩具を中心とする展覧会です。形や色彩、素材や塗装の仕様についても追求した玩具には、造形の担い手としての理想を常に追いかけていきたいという小林の思いが込められています。空間構成はスタイリストの竹内優介さんにご協力いただき、子どもの視点と大人の視点を組み合わせ、かつ名作の玩具とあわせてスタイリングすることから新しい玩具の可能性の表現を試みます。どうぞ無垢な気持ちで、玩具と触れ合ってください。
《本文は公式サイト紹介文より抜粋/一部編集》
開催期間 |
2022/08/19(金)~2022/09/04(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 13:00~18:00 |
休館日 | 火曜日 |
入場料 | 無料 |
参加アーティスト | 小林一毅 |
会場 |
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お問い合わせ | 03-3710-2310 |
会場URL | https://dessinweb.jp/ |
詳細URL | https://dessinweb.jp/hpgen/HPB/entries/148.html |