
長野県の北西部、松本平の北に位置する大町市は、3,000m級の山々が連なる北アルプス山脈の麓に位置し、清冽な雪解け水と澄んだ空気、四季折々の景観に恵まれ、古くから塩の道千国街道の宿場町として栄えた。人口は約28,000人、北の五竜岳から南の槍ヶ岳頂上までを収める市の面積は565km 2、市街地の標高は700mあまりの典型的な内陸性の気候で、北アルプスの山々を映す仁科三湖やダム湖があり、豊富な温泉にも恵まれた地域である。しかし、近年では日本創成会議が発表した消滅可能性都市に上がるほど、過疎高齢化も深刻化している。
本展は、総合ディレクターに北川フラムを迎え、土地固有の生活文化を表現する「食」と、地域の魅力を再発見する「アート」の力によって、北アルプス山麓の地域資源を世界へ発信することを目指す。
「水、木、土、空」をテーマに、北アルプスの麓・信濃大町の魅力を伝えるべく、2017年に開催される「北アルプス国際芸術祭」。かつては水路が家の中につくられ、清らかな水が街の中まで流れ込み、水は豊かな森と生活を生み出し、独自の美味しい食文化をつくってきた。扇状地から北アルプスの山々を仰ぎ、アートを道標に地域を巡り、信濃大町の「水、木、土、空」を感じてほしい。
開催期間 |
2017/06/04(日)~2017/07/30(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 詳細は公式ホームページをご覧ください |
休館日 | 詳細は公式ホームページをご覧ください |
入場料 | パスポート:一般2,500円(前売2,000円)/高校生1,500円(前売1,000円)/小中学生500円(前売300円) |
会場 |
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詳細URL | http://shinano-omachi.jp/ |