「北アルプス国際芸術祭2020」のビジュアル・ディレクターに皆川明が就任、参加アーティストも発表
2020年5月31日から開幕する「北アルプス国際芸術祭2020」のビジュアル・ディレクターに「ミナ ペルホネン」デザイナーの皆川明が就任し、芸術祭のロゴとメインビジュアルが発表された。
「北アルプス国際芸術祭」は、北アルプスの麓・長野県大町市の魅力を伝えるべく、2017年にはじまった芸術祭。今回が3年ぶり2回目の開催となる。総合ディレクターは前回同様、北川フラムを迎えた。
メインビジュアルについて皆川は、「長野県大町市の自然の豊かさをあらわす『水、木、土、空』が大きなテーマとなっています。豊かな自然を循環する水が大気から雨となって土に降り、山々の木々を潤し、湖水となりまた蒸気となって空に上がっていく様子を、中綱湖と周囲の山々の写真とその上に描いた水を想起させるドローイングによって表現しました」と話す。今後、同氏はビジュアル・ディレクターとして、ポスターなどの広報物や公式グッズのデザイン・監修も担当する。
また、第一弾の参加アーティスト13組も発表。開催までには約35組のアーティストが順次発表される予定だ。
【参加アーティスト】
青島左門、淺井裕介、川俣正、カン・ヒジュン、木村崇人、ジミー・リャオ、平田五郎、布施知子、マナル・アル・ドワイヤン、マーリア・ヴィルッカラ、目、持田敦子、李洪波