東京造形大学附属美術館にて、「生きるキャンパス展 ~ZOKEI 学びの環境とその広がり~」が2025年11月17日まで開催しています。
—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—
東京造形大学は2026年に開学60周年を迎えます。1966年高尾に設立したキャンパスは、1993年に現・宇津貫キャンパスへと全専攻が移転しました。磯崎新が構想した宇津貫のキャンパス計画はコンペを経て竣工し、その後、約30年の間に12号館、10号館(CS PLAZA)、13号館が新設され、キャンパスはこの先も時代と共に変わり続けることになります。その変遷の中で、学生や教員は制作活動を行ってきましたが、美術やデザインは人間の内面からだけで生まれるわけではありません。環境から影響を受け、また環境があるからこそ、それらは表現として伝えることができると考えます。仮想空間という環境が拡張された現在でも、生きているかぎり身体をおく環境から影響を受けないわけにはいかないのです。
東京造形大学附属美術館ではこれまで、教育の成果としての作品が多く展示されてきました。それらはこのキャンパス環境が生み出してきたとも言えます。そうであれば、その環境を展示することにも意義があるのではないかと考えました。この宇津貫キャンパスの30年にフォーカスした展示をし、キャンパス環境を知ることから、これから先のキャンパスをどう変化させていけば良いのか、環境活用を考える上での指標にもなるのではないかと考えています。
また、このキャンパスの環境を積極的に活用している事例も併せて展示することで、学生が思考を広げていければ「生きるキャンパス」を体現できるのではないかと考えます。(酒匂克之/東京造形大学教授)
【関連イベント】
●緊急対談!!「おしえて!森の中の美大構想」
日時:11月14日(金) 17:00~18:00
会場:東京造形大学附属美術館
登壇者:生嶋順理(東京造形大学学長)、山際康之(東京造形大学理事長・前学長)
進行:渡部千春(東京造形大学教授)
※事前申込不要、参加費不要
| 開催期間 | 2025/10/06(月)~2025/11/17(月) |
|---|---|
| 時間 | 10:00~16:30(11/14は18:30まで/入館は閉館30分前まで) |
| 休館日 | 日曜日、11/3 |
| 入場料 | 無料 |
| 会場 |
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| 会場電話番号 | 042-637-8111 |
| 会場URL | https://www.zokei.ac.jp/museum/ |
| 詳細URL | https://www.zokei.ac.jp/museum/about/ |




