大辻清司・高梨豊

-写真の「実験室」と「方法論」-

《「大辻清司ポートフォリオ」より 焼け残りの蔵 中野坂上》1940年代 東京造形大学附属図書館蔵 《「大辻清司ポートフォリオ」より 焼け残りの蔵 中野坂上》1940年代 東京造形大学附属図書館蔵

1966年に開学した東京造形大学の写真専攻の教育で、草創期から中心的な役割を果たしてきた大辻清司と高梨豊は、日本の写真史においても重要な仕事を残している。

本展はその仕事を現在の視点から改めて考察すると同時に、昨年創立50周年を迎えた東京造形大学の写真教育を写真史的な視野において確認するものだ。

戦前期からのアバンギャルド芸術を継承する大辻の「実験室」と、1960年代という“異議申し立て”の時代に出発した高梨の「方法論」は、異なったアプローチではあるが、その作品は多様性によって特徴づけられている。本展では、多様な表現を超えた場所に現われる写真作家としての一貫した姿勢が数々の作品を通して提示される。

開催期間 2017/09/13(水)~2017/10/12(木)
※イベント会期は終了しました
時間 10:00~16:30(入館は閉館の30分前まで)
休館日 日曜日、祝日(9/18、10/9は開館)、9/20
入場料 無料
参加アーティスト 大辻清司、高梨豊
会場
  • 東京造形大学附属美術館
  • 東京都八王子市宇津貫町1556
お問い合わせ 042-637-8111
会場URL http://www.zokei.ac.jp/museum/
詳細URL http://www.zokei.ac.jp/news/2017/6186/