フジフイルム・フォトコレクション「私の1枚」 日本の写真史を飾った101人

植田正治《パパとママとコドモたち》1949年 富士フイルム株式会社蔵植田正治《パパとママとコドモたち》1949年 富士フイルム株式会社蔵

最初の写真術、ダゲレオタイプがパリで公表されたのは1839年だったが、日本にその技術が伝来するのはそのわずか9年後、幕末の1848年のことだ。幕末に写真が渡来してから150年あまり、日本では多くの優れた写真家が作品を残してきた。本展ではその中でも特に重要な101人の写真家が撮影した、「この1枚」と呼べる代表作を展示し、日本写真史の軌跡を紹介する。

日本写真の黎明期を支えたフェリーチェ・ベアトや下岡蓮杖の作品を筆頭に、写真に絵画的表現を追求した20世紀初頭の芸術写真、独立した芸術としての写真を目指した1930年代の新興写真、戦前戦後に活躍した林忠彦、植田正治、木村伊兵衛などが見せた多種多様な表現。そして、今日現役で活動する写真家たちの作品など、日本写真史を語る上で欠かせない作品が展示される。

101枚の中には山梨にゆかりのある写真家や作品も含まれる。1841年に甲斐国に生まれた日下部金兵衛、富士山を多く撮影した岡田紅陽や白簱史朗の作品も展示。

本展は、日本写真史を通史的に概観する山梨県立美術館でははじめての展覧会となる。デジタル写真の普及で、写真が今まで以上に身近になった今こそ、急速ながら豊かな発展を続ける日本の写真史の流れを改めて見直す。

【関連イベント】
●記念講演会「富士写真の近代:ペリー来航から終戦まで」
講師:小原真史(IZU PHOTO MUSEUM研究員)
日時:7月22日(土) 14:00~15:30(予定)
会場:山梨県立美術館 講堂
※申込み不要、聴講無料

●夏の中高生ワークショップ「カシャ!フィルムから写真を現像しよう」
講師:青柳茂(写真家)
日時:7月9日(日) 13:30~16:00(予定)
対象:中学生、高校生
定員:10名程度
会場:山梨県立美術館 ワークショップ室・工房
※参加無料、要申込み

※その他関連イベントは、下記詳細URLをご覧ください。

開催期間 2017/07/01(土)~2017/08/20(日)
※イベント会期は終了しました
時間 9:00~17:00(入館は閉館30分前まで)
休館日 7/3、7/10、7/18、7/24、7/31
入場料 一般1,000円/大学生500円/高校生以下の児童・生徒および県内65歳以上の方(健康保険証等持参)、障害者手帳をご持参の方と介護の方1名は無料
参加アーティスト 荒木経惟、植田正治、木村伊兵衛、篠山紀信、白岡順、鈴木清、土門拳、普後均、星野道夫、森山大道 他
会場
  • 山梨県立美術館
  • 特別展示室
  • 山梨県甲府市貢川1-4-27
会場電話番号 055-228-3322
会場URL http://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/
詳細URL http://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/exhibition/