東京工芸大学・中野キャンパスでは、「色と表現」をテーマに、芸術学部教員の教育・研究成果を広く社会に発表する「芸術学部フェスタ2017」が開催される。

東京工芸大学芸術学部は、写真や映像、デザイン、インタラクティブメディア、アニメーション、マンガ、ゲームと基礎教育の各分野を主体に、「メディア芸術」を教育・研究している。また、東京工芸大学の文部科学省「平成28年度私立大学 研究ブランディング事業」の支援対象事業に、「『色』で明日を創る・未来を学ぶ・世界を繋ぐKOUGEIカラーサイエンス&アート」がある。

本イベントでは、教員作品が展示されるほか、2つのトークイベントが開催。1つ目は、「『紅』の赤と緑の不思議」と題し、赤だけでなく、緑の金属的光沢を放つ不思議な「紅」の美しさの探求とドキュメンタリー映像が紹介される。2つ目のテーマは、「芸術写真の色のハードル」。プリント上に平面的に表現された生の写真を、モニター画面上でオリジナル写真の芸術的価値を伝える画像として再現する技術に迫る。それぞれ芸術学部・工学部の教員が専門をもちより、融合し、展開していく。