日常をつくる!企業博物館からみた昭和30年代

ポスター「生活の句読点」 昭和33年(1958) 日本専売公社 たばこと塩の博物館蔵 ポスター「生活の句読点」 昭和33年(1958) 日本専売公社 たばこと塩の博物館蔵

東京のたばこと塩の博物館にて、「日常をつくる!企業博物館からみた昭和30年代」が2025年3月23日まで開催しています。

—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—

洗濯や炊飯を電化製品に任せる。郊外の家から都心まで電車通勤する。毎週休日があって、映画やデパートでの買い物、外食、旅行などを楽しむ。このような都市生活のあり方が庶民にも広がったのが昭和30年代(1955-64年)です。他にも、塩などの調味料を定量包装された形で買う、洗い物や掃除に洗剤を使う、時計で時間を気にしながら仕事する、デスクワークしながらたばこを吸う、お給料の一部を預貯金で積み立てるなど、この時期に普及したライフスタイルは多岐にわたります。

昭和30年代当時、戦争による物資不足は解消されつつあったものの、多くの人は日々の生活を成り立たせるのに必死でした。企業は、家事の負担を軽くするような、心に活力や安らぎを与えるような商品やサービスを提供することで成長を図り、今につながる「日常」の土台が築かれていきました。

本展は、すみだ企業博物館連携協議会(花王ミュージアム、たばこと塩の博物館、東武博物館、郵政博物館)、セイコーミュージアム 銀座による共同監修のもと、昭和30年代の暮らしを支えた各企業のアイテムや広告、当時の写真など約150点を展示します。3つのコーナーで構成し、日常のあり方が大きく変化した10年間を振り返ります。

開催期間 2025/01/18(土)~2025/03/23(日)
時間 10:00~17:00(入館は閉館30分前まで)
休館日 月曜日(2/24は開館)、2/25
入場料 大人・大学生100円/小・中・高校生および満65歳以上の方50円/障がい者の方は障がい者手帳(ミライロID可)などのご提示で付き添いの方1名まで無料
会場
  • たばこと塩の博物館
  • 2F 特別展示室
  • 東京都墨田区横川1-16-3
会場URL https://www.tabashio.jp/
詳細URL https://www.tabashio.jp/exhibition/2025/2501jan/index.html