「岡本太郎に挑む 淺井裕介・福田美蘭」展

川崎市市制100周年・開館25周年記念

展覧会ポスタービジュアル 展覧会ポスタービジュアル

神奈川の川崎市岡本太郎美術館にて、「『岡本太郎に挑む 淺井裕介・福田美蘭』展」が2025年1月13日まで開催しています。

—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—

川崎市市制100周年、そして当館の開館25周年を記念して、淺井裕介(1981-)と福田美蘭(1963-)の2人の現代作家による展覧会を開催します。常設展示室と企画展示室の双方で開催する特別な展覧会です。

淺井は土、水、小麦粉、テープ、ペンなどの身近な素材によって、あらゆる生物の根源を想起させるような神話的世界を描く作家です。展覧会が開催される各地で採取した土を絵具にし、現地の人々と協力して大規模な作品を制作するなど、土地に根ざした作品を手掛けることでも知られています。

福田は、芸術や文化、現代社会への批評的まなざしを可視化する作家です。綿密なリサーチと福田ならではのウィットに富んだ視点に基づく作品は、鑑賞者へ物事に対する新たな視点をもたらします。今回は、福田がいう「生真面目」な岡本太郎に、全点新作で挑みます。

本展では、アートシーンの第一線で活躍する2人の作家が、岡本太郎と関連づけた自作を企画展示室に展示します。本展のために、淺井は川崎市内で採取した土を絵具にして巨大な新作を制作します。福田は新作を展示するほか、岡本の作品によるインスタレーションを展開します。また、常設展示室では、2人の作家がそれぞれ独自の視点で選んだ当館収蔵の岡本作品を紹介します。

芸術一家に生まれ、青年時代に哲学や民族学を学んだ岡本太郎は、執筆活動で自身の思想を深めながら、絵画・彫刻・工芸・デザインなどの既存の枠組みを超えて活躍をしました。本展は、そうした岡本の表現・思想の多面性を、 世代や表現方法の異なる2人の現代作家の視点で見直す機会でもあります。互いに触発しあうことで見えてくる、3者それぞれの新たな一面をぜひお楽しみください。

【関連イベント】
●ギャラリートーク
〇淺井裕介と担当学芸員によるギャラリートーク/11月2日(土) 15:00~16:00
〇担当学芸員によるギャラリートーク/11月24日(日)、12月7日(土) 各日とも14:00~
会場:企画展示室
対象:どなたでも
料金:無料(要観覧料)
※申込不要

開催期間 2024/10/12(土)~2025/01/13(月)
※イベント会期は終了しました
時間 9:30~17:00(入館は閉館30分前まで)
休館日 月曜日(10/28、11/4、11/11、2025/1/13を除く)、12/29~2025/1/3
入場料 一般1,000円/高・大学生・65歳以上800円/中学生以下は無料
参加アーティスト 淺井裕介、福田美蘭
会場
  • 川崎市岡本太郎美術館
  • 神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5 生田緑地内
会場電話番号 044-900-9898
会場URL https://www.taromuseum.jp/
詳細URL https://www.taromuseum.jp/exhibition.html