Re: play 1972/2015―「映像表現 ’72」展、再演

1972年、京都市美術館で開催された「映像表現 ’72」展は、映画館ではなく美術館で、美術家による複数の映像作品を一堂に展示した、世界的に見ても先駆的かつ画期的な展覧会であった。43年の時を経た2015年、東京国立近代美術館でこの「映像表現 ’72」展を再び開催する。
本展の趣旨は、過去の展覧会を懐古的に「再現」するのではなく、「再び舞台にのせる」こと、つまり「再演(replay)」し、そして「再生(replay)」することである。43年前の残響に耳を澄まし、残像に眼をとめながら行われるこの「展覧会=上演」によって、ノスタルジーでもアナクロニズムでもなく、2015年という「いま、ここ」におけるその現代的意味を捉え直す。
【関連イベント】
●「FILM NOW 3 日間の映画会」再演
会場:講堂(地下1階)
※参加無料、申込不要、要観覧券
●アーティストトーク
会場:いずれも企画展ギャラリー(1階)
※参加無料、申込不要、要観覧券
●ギャラリートーク
会場:いずれも企画展ギャラリー(1階)
※参加無料、申込不要、要観覧券
日時:10月31日(土) 14:00~15:00
西澤徹夫(西澤徹夫建築事務所・本展会場構成担当)+三輪健仁(東京国立近代美術館主任研究員、本展企画者)
日時:11月15日(日) 14:00~15:00
石川亮(実験映画作家、東京国立近代美術館フィルムセンター技能補佐員・本展技術協力)+三輪健仁(同上)
※各詳細は公式ホームページを参照ください
開催期間 |
2015/10/06(火)~2015/12/13(日) ※イベント会期は終了しました
|
---|---|
時間 | 10:00~17:00(金曜日は20:00まで/いずれも入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 月曜日(ただし、10/12、11/23は開館)、10/13、11/24 |
入場料 | 一般900円/大学生500円/高校生以下および18歳未満・障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料 |
参加アーティスト | 石原 薫、今井祝雄、植松奎二、植村義夫、柏原えつとむ、河口龍夫、庄司 達、長澤英俊、野村 仁、彦坂尚嘉 他 |
会場 |
|
お問い合わせ | 03-5777-8600 |
会場URL | http://www.momat.go.jp/ |