
自分の発想したデザインを、いかに効果的に印刷/加工表現するか。そんなデザイナーに必須な印刷・紙・加工などの技術情報をわかりやすく紹介する『デザインのひきだし』。36号となる今号は、「紙もの文具&玩具のつくり方」大特集です。
「紙もの文具をつくりたい!」でもそんなとき、どんなものがどこでつくれるのか、いくらぐらいかかるのかということは、なかなかわかりづらいもの。特に、こだわったものをつくりたいとき、つくれる印刷加工会社に行き当たるのは至難の業です。そして文具ならではの、使い心地にこだわった製本加工や紙について知っておくことも重要。これを知らずになんとなくつくってしまうと、見栄えはよくても、実際には使いにくいというトホホな文具ができてしまいます。
そこで本特集では、紙もの文具に共通して使えそうな製本や紙・加工の知識を、さまざまなトライアルとともに紹介する前半記事と、個々の紙もの文具はどこでどんなものをつくってもらえるかという具体的な情報まで網羅。なかなかつくってくれるところを探し当てられない、紙もの玩具もあわせてご紹介。
オリジナル文具やノベルティグッズとして、紙もの文具&玩具をつくりたい人に、いますぐ役立つ情報をまとめた一冊です!
雪朱里(編集部)おすすめコメント
今回も豪華付録もりだくさんでお届けします。たとえば、1年間の使用にも耐えられる、折れたり破れたりしない「強いインデックスつき・紙の手帳」。印刷関連の記念日や、紙印刷の情報が載った便利な4月始まりの手帳です。それから、本誌よりも分厚い448ページのノート。こちらは28種類の書き心地のよい紙を16ページずつ綴じ込み、書き比べすることができる「筆記適性にこだわった紙ノート」です。表紙は20色あり、そのうちのどれか1冊が付録されています。ノートに収録している紙は、編集部が実際に書き比べをしたコメントとともに、その特徴や規格、問い合わせ先を紹介しています。ぜひ、いろいろな筆記具で試し書きして、好みの書き心地の紙を見つけてみてください。
そして表紙は、月刊『コロコロコミック』表紙デザイン33年の佐々木多利爾さんとのコラボデザイン。もちろん、小学館『コロコロコミック』編集部公認です! 情報量たっぷりの濃密なデザインに負けないよう、金のビーズ印刷を施しました。ぜひお手にとってご覧ください!
発行 | グラフィック社 |
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著者 | グラフィック社編集部 |
デザイン | STUDIO PT. |
仕様 | B5判、164ページ(オール4色)+特集連動付録 ・強いインデックスつき「紙の手帳」 ・「筆記適性にこだわった紙ノート」(448ページ) ・パチカシール ・発泡印刷スタンプ ・オリジナル消しゴム(全13種類のうち1つが付録) ・四方金カード ・新登場の紙「フリッター」14枚 ・箔と印刷の妙技「Sプリズムプリント」 ほか |
価格 | 2,000円(税別) |
ISBN | 978-4-7661-3249-6 |