|
|
現在の給食用ワゴンは、のせる物の大きさを問わず、どんな給食スタイルにも応用できるがために、それぞれの学校にとってはとても使いにくい物となっています。また、教室までは運搬用ワゴン、教室内では配膳台と2種類のワゴンを使用しており2つのワゴン間を10kgにもなる重い鍋や茶碗類を移動させています。
そこで今回、給食専用エレベーターが普及した金沢市立小立野小学校にターゲットを絞り、運搬機能と配膳台の機能を兼ねた子どもにやさしい配膳ワゴンを提案します。このワゴンは学校が今まで行ってきた配膳から片付けまでの流れを変えることなく、鍋、食器類を分かり易く機能的に配置しました。『運ぶ・よそう』という作業を考え、低学年にも使い易い高さに鍋上面を揃えました。子ども達の『楽しい給食』を演出できるよう、丸みをおびたフォルムにしました。
(今回はワゴン本体のみの提案です。鍋類は既存の物を設定しております)
|