臓器というのはグロテスクなイメージから敬遠されがちです。しかしそれらを立体造形物として注目した場合とてもおもしろい形であると感じました。そこで、その形態をデフォルメし、表面に様々な色、パターンをのせることで、臓器を立体造形物として意識しやすくし、立体イラストレーションとして仕上げました。紙製の臓器であるということ、そこにパターンが組み込まれている違和感、立体としての美しさを楽しめると思います。