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from NY 海老原嘉子のニューヨークSoHo通信
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第81回(2005/12/14)
Wearing PROPAGANDA(ウエアリング・プロパガンダ)展


【 1 】 “City Skyline” 絹地 1930 貸出し:田中Yoku Photo:BGC
  Wearing PROPAGANDA展

第2次世界大戦当時、身にまとうプロパガンダとしてデザインされたテキスタイルを展示するWearing PROPAGANDA(ウエアリング・プロパガンダ)展が、11月18日〜2006年2月5日まで、The Bard Graduate CenterのGallery(18 West 86丁目 NY市)で開催されています。
日本、英国、米国から集められた、1931年から1945年の間にプロパガンダとしての役割を果たした衣服、スカーフ、アクセサリー130点が展示されています。 その頃の染色技術を駆使し、時代を反映したモチーフで、克明に描写されています。絽(ろ)の着物から織物まで、絹、木綿、ウール、麻などの素材になされた印刷は、シルク・スクリーンなのか写真プリントの手法も進んでいたようです。よく探し出したものだと思われる展示作品が多く見られました。
特に日本の着物の点数が多く、子供用の着物に描かれたその時代の子供の様子や、「兵隊さんありがとう」と右から書かれた文字や、男物の羽織りの裏の絵柄にも飛行機、国旗、軍隊の様子などが大胆に描かれ、歴史を垣間見る絵図が生活の中にあった事が伺えます。それに対し英国、米国の展示作品は、スカーフなど女性が着用するものに兵士の帽子やメッセージなどがデザインされているのが多く見られ、日本の子供用の着物に見られる軍隊のイメージは、文化の違いかインパクトを与えています。



【 2 】 「サーチライト」 人絹 1930 田中Yoku Photo:BGC


【 4 】 着物−飛行器柄絣 1930 パラシュート柄絹帯友禅染め Photo:BGC


【 6 】 男子襦袢ウール・モスリン 1930 平井さちこ Photo:BGC


【 08 】 USA ポスター 1942 Photo:BGC


【 10 】 男物着物柄 東郷平八郎海軍大将 1934 Photo:BGC

 
【 3 】 女物羽織「The Rhrill of Fight」 銘仙 1930 Photo:BGC


【 5 】 男子晴れ着、富士山と戦闘機  絹地 1930 田中Yoku Photo:BGC


【 7 】 女子 七五三の着物 絹 1930 Ranko Nagata Photo : BGC


【 9 】 男子晴れ着「Image of War」 1930 Photo:BGC


【 11 】 英国 スカーフ 1940 Photo:BGC


※表示あるものを除き、写真は全て海老原嘉子撮影
 
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