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造形作家・空間デザイナーのヤマザキミノリのセレクションによる、注目アーティストを紹介いたします。
・1・ ・2・ ・3・ ・4・
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風の栞
1999
わすれものをとりに
1999
その月に映る風
1999
その月に映る風(部分)
1999

・5・ ・6・ ・7・ ・8・
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風に結ばれ 水に咲く
1997
風に結ばれ 水に咲く(部分)
1997
風を数えて歩く
1996
その庭に座って朝を待つ
1996

・9・ ・10・ ・11・ ・12・
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撒きちらされた時間
1996
そして風に溶けてゆく
1995
思い出す事が出来ないまま
1995
思い出す事が出来ないまま(部分)
1995

・13・ ・14・ ・15・ ・16・
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TORICOPTOR
1993
追復曲 KANON(部分)
1992
誘韻筆
1991
風連星(部分)
1989
 
田中真聡 Masato tanaka ── キネティックアーティスト・造形作家
「回転運動を用いた造形物を作る」ひとつのきっかけになったのが研究室の課題でした。
「木材を使用し、回転運動を用いた造形物を作る。」というものでしたが見事にこれにはまりました。モーター等の動力を用いず手動でとの条件付きでしたが、それまで頭の中でスタティックなもの以外をイメージの対象にしていなかったことに気付き、どういう動きにするか、どうやって動かすか、どの様に作るか、どの段階の作業を取ってみてもそれらの経験のない私には刺激的でした。上手くいかない原因を突き止め改善し、どうにかイメージに近い動きを演出できたときの手応え。未だにその味を占め現在まで続けているのだと公言できます。

この体験を通して、素材や物体というような3次元の直接的な表現ではなく、特に定まった形を持たないもの[時間、動き、空気]を表現の対象・本質とする姿勢の原点が出来たと言えます。 この題材に対してアートという手法で取り組んでいる先人は少なく、自分なりには可能性を感じていました。

更にそのような元々目に見えないものを視覚化する際に、それらのありようについて考えを進めました。 産業が発達し、物質的に満たされ切ったとも見える現代社会において、何もかもがスピードアップを目標にし時間や空間をより効率的に使うことに邁進している中で、ものに圧迫されて暮らすのではなく荘子やBruno Munariが提唱したように、「無用の用」とも言える、単に空気感を演出したり時間が経つことそのものをゆっくりと楽しむ生産物があっても良い、必要だ。と考えました。

「時間、動き、空気」の在り方を決めるキーワードとして「ランダム、フレキシブル」更に「自然界の持つリズムとの同調」にたどりつきました。

「視覚的好奇心を喚起する動きと形」これは私の大学院修了時のテーマです。

自然の中で非自然物を生産しながら生活する人間。自ら作り出した状況の中でそれらからストレスを受け、そこから逃れようと更にまた新たな物や空間を求める。
自然と人工との調和に関しては万人が取り組んできたことではあると思いますが、それだけに自分の論点を見つめ続けることができれば時代や国境を越えた表現に向かうことが出来るのではと考えています。

〜 雑想 〜

人為的な機械構造物にも自然物理の法則が当たり前のように働いている。 またどんな切り取られた空間(≒室内)においても同様。

対立し跳ね返すのではなく取り入れ共存する。見えない自然の力を視覚化する装置。

地球上の全ての場所にある空気と重力を相手にする。
自らの重さを言葉として「空気について」地球と対話するオブジェ。


tanaka-face.jpg 1961  横浜生まれ
1985  東京芸術大学デザイン科卒業 安宅賞受賞
1987  東京芸術大学大学院 構成デザイン専攻修了
1988  東京芸術大学美術学部研究生
Solo Exhibition
1989  「空間遊泳」 (池袋西武/アトリエヌーボー)
1990  「立動儀」 (神田/ギャラリーサージ)
1991  "GRAVITY ENSEMBLE" (銀座/ギャルリー志門)
   「時装儀」 (池袋西武LOFT/アトリエヌーボー)
1993  「時空遊泳」 (宇都宮/東京電力 La FONTE)
 「彩辞儀」 (池袋西武LOFT/アトリエヌーボー)
1995  "GRAVITARIUM" (銀座/ギャルリー志門)
1999  「機動彫塑展」(国際交流基金/日本総領事館/香港科技大学)
Group exhibition
1986  「刻の印象」 (銀座松屋/遊びのギャラリー)
1986  "FROM SOUND" (六本木/ストライプハウス美術館)
1989  「ワンパク王国野外現代彫刻展」(船橋/ワンパク王国)
1991  「風の造形展」(墨田区/すみだリバーサイドホールギャラリー)
1992  「第21回現代日本美術展」(東京都美術館/京都市美術館)
   「時のおもちゃ箱」 (半蔵門/プティミュゼ)
1994  「動く彫刻展」(山梨県立近代美術館)
   「キリンコンテンポラリーアワード94」(キリンビール 横浜/大阪)
   「不思議なハイテクアート展」 (新宿NSビル)
1995  「動きの造形 空間への軌跡」 (銀座ミキモトホール)
1996  「キリンアワードフェスティバル」(キリンアートスペース原宿)
1999  "Journey to The East, Video Circle 1999" (香港科技大学)
Display
1990  「現代彫刻シリーズ」 (銀座ソニービル)
   「東京博 東京クリエイティブ'90」 (渋谷西武)
1991  「現代彫刻シリーズ」 (銀座ソニービル)
1992  Exhibition (伊勢丹 浦和)
1995  Exhibition (東京電力 大宮/青森)
1996  Exhibition (渋谷東急Bunkamura/NTTブース)
1997  Exhibition (横浜そごう/TEPCOプラザ横浜)
1999  Exhibition (霞ヶ関ビル/NTTDATA PHASE)
Public Collection  
1997  「風に結ばれ 水に咲く」 (水の国/島根県桜江町)
Stage object  
1995  "小川摩利子とイストベットLIVE" (下北沢/北沢タウンホール)
1999  「金翅雀の群れ」 (NHK教育 芸術劇場)
   「天空の墓標 Debris of Heaven」 ライブパフォーマンス (品川/原美術館)
Stage object for Pappa TARAHUMARA  
1995  「城 マクベス」(パナソニックグローブ座)
1996  「草迷宮」(赤坂/国際交流フォーラム)
1997  「船を見る」 (銀座セゾン劇場)
   「島 No Wing Bird on the Island」 (横浜ランドマークホール)
1998  「春昼 Spring day」 (つくばカピオホール/香港/台北) (1999 USA ツアー)
2000  「WD」 (シアタートラム/三軒茶屋)
 
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