- デザインコンセプト
- 担当:宇佐見寛/アトリエ ルクス 一級建築士事務所
大きな家の上に小さな家が乗っかっている、ユニークな外観の住宅。
ソラニワは、山間の盆地状の地域に位置する。母屋の前面に建てる計画だったため、母屋から離した南に寄せての計画となり、隣家の採光の影響が心配されていた。そこで採光の方法をすべて小屋の天窓からの光とし、天窓の強すぎる光を小屋裏空間のレイヤーを通すことにより、光を乱反射させ、拡散させた柔らかい広がりのある光をリビングなどの空間に落とす計画とした。建物ボリュームを抑え、平屋と小屋の分節されたボリュームの組み合わせにより、周囲への環境を配慮した。
ソラニワは制限のある敷地状況のなかで生まれた住宅だ。