アイワから1968年に発売された、国産初のラジカセ。いまでも実用できるという

「スタンダード」コーナー（1970年頃）。このころのターゲットは大人の男性だったこともあり、色味は地味で突出した形状のものがない、ベーシックなデザインが多い

「ポップ」コーナーでは、女性をターゲットにしたラジカセが多く生まれた、1980年代のものが並ぶ。スタンダードなものより、やや小ぶりでカラフル、部屋の中で主張するようなデザインが多く見られる

当時のカタログ。女性をターゲットにしていたため、アイドルを起用して宣伝していた

「チープ＆キュート」コーナー。少し奇抜なデザインが多く並ぶ。どうやって使うんだろう？と思うような形のものも多い。写真のものはなんと自転車につけるタイプ。社会的に勢いのある中で生まれた、ユニークなデザインが目を引いた

ミックス系と呼ばれる、多機能のラジカセ。かなり大型のものが多い

キーボードがついたデザインのラジカセ

ラジオDJになりきれるコーナー。写真撮影もOK

松崎さんのカセットコレクション。「えっ！この会社からもカセットって出してたの！？」という驚きのものや、アニメやアイドルが表紙となったものなど多岐にわたる

カセットから派生したカルチャーとして、カセットが雑誌についた「カセットマガジン」が挙げられる。本展では1980年代のアート＆ミュージックマガジンとして有名な「TRA」を展示