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TALIESIN™ 4
フランク・ロイド・ライト氏設計、心地良い光を放つ「タリアセン 4」
建築家フランク・ロイド・ライト氏の自邸や設計事務所などがある、タリアセン敷地内のヒルサイド・ホーム・スクールの体育館を劇場を改装した際に生まれた照明器具「TALIESIN™ PENDANT(タリアセンペンダント)」。四角い木製のブロックと積層材の遮光板によって構成され、ガラスやシェードを用いずに木製のボックスと遮光板で巧みに光を制御。豊かな間接光を放つ不朽の名作だ。
米国のフランク・ロイド・ライト氏財団の全面的な協力のもと、現存する図面、現地調査、厳正な試作検査を経て、ライト氏の作品を現代に甦らせたのが、今回ご紹介する「TALIESIN™ 4(タリアセン 4)」だ。「TALIESIN™ 4」は、1952年にヒルサイド・ホーム・スクールの消失してしまった劇場を再建した際、「TALIESIN™ PENDANT」を改良して、フロアランプに仕立てた「TALIESIN™ 2」を原型にしている。日本の住空間にあわせて製作したテーブルスタンド「TALIESIN™ 3(タリアセン 3)」に比べてさらにコンパクトになり(高さ512mm)。テーブルスタンドとしてはもちろん、サイドテーブル、ベッドサイドなど、空間を選ばず設置できるのが特徴。
源流となる「TALIESIN™ PENDANT」同様に、「TALIESIN™ 4」も間接光の心地よい明るさが得られる。光源を覆うウッドブロックで制御された上下方向の光は、さらに遮光板に反射することで独特の柔らかなものとなる。遮光板はウッドブロックの上下どちら方向にも設置可能で、下側に設置した場合はアッパーライトとして上方向へ光が放射されるので、設置場所やお好みに合わせた使い方ができる。
また、タリアセンの柱にみられる四角い赤の意匠には、ライト氏が好んで使ったチェロキーレッドが施されている。この四角い赤の意匠は、ライトの事務所の図面用の印としても使用されていた。素材はチェリー材とウォルナット材の2種類。
デザイナー:フランク・ロイド・ライト
20世紀を代表する建築家。公共建築、高層建築、美術館、高級住宅から一般住宅にいたる多岐にわたる建築だけでなく、家具や照明、テキスタイル、テーブルウェアもデザインした。日本においても旧帝国ホテル、自由学園明日館などの作品で、近代建築の発展や西洋建築の普及に貢献。
TALIESIN™ 4(タリアセン 4)
サイズ | W210×H512×D210mm |
---|---|
重量 | 230g |
価格(税抜) | チェリー材 80,000円 / ウォルナット材 90,000円 |
お問い合わせ
株式会社YAMAGIWA
http://www.yamagiwa.co.jp/
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