モノとコト 優れたデザインやアイデアで、日々の生活を少し豊かにしてくれるモノとコトを紹介

イチロのイーロ / コロロデスク

イチロのイーロ / コロロデスク

伊千呂×トラフ建築設計事務所の巣箱のようなデスク

好きなものを置いて自分だけの空間に好きなものを置いて自分だけの空間に

跳び箱のような形のスツールは収納にも跳び箱のような形のスツールは収納にも

照明をつけることもできる照明をつけることもできる

大人が使えるミニマムサイズ大人が使えるミニマムサイズ

カラーバリエーションも豊富。スツールはSH530とSH430の2サイズ展開カラーバリエーションも豊富。スツールはSH530とSH430の2サイズ展開

化粧板メーカーの「伊千呂」が、日常生活の中で、自分が自分らしくあるための道具をコンセプトとした「イチロのイーロ」シリーズを販売開始する。デザインは世界的に活躍するトラフ建築設計事務所。

「イーロ(iro)」とはエスペラント語(※)で「道具」の意味。シリーズ第一弾として、「コロロデスク」と「コロロスツール」がリリースされた。コロロという名称も、エスペラント語で「色」を意味する「コローロ(koloro)」からきており、伊千呂が得意とするカラフルなポリエステル化粧板を活かしたデザインだ。

まるでドールハウスのようなボックス型の空間は、大人が肘をついて頭をすっぽり入れることができるジャストサイズ。この閉塞感がなんだか落ち着く自分の居場所となる。小物が置ける開口部や、PCが使えるコードマネージャーもついているので、小さな書斎代わりに使ったり、本を読んだり、趣味のスペースにと自由な発想でアレンジしてみたい。

自分らしい生活のための「自分らしい道具」を使って発想を変え、日々の暮らしをちょっと楽しくする。そんな提案がつまった新しいプロジェクト作品だ。

※エスペラント語とは、世界中の人がより簡単にコミュニケーションできる世界共通語として考案された言語。

デザイナー:トラフ建築設計事務所

鈴野浩一と禿真哉により2004年に設立。建築の設計をはじめ、ショップのインテリアデザイン、展覧会の会場構成、プロダクトデザイン、空間インスタレーションやムービー制作への参加など多岐に渡り、建築的な思考をベースに取り組んでいる。主な作品に「テンプレートイン クラスカ」「NIKE 1LOVE」「ブーリアン」「港北の住宅」「空気の器」「光の織機(Canon Milano Salone 2011)」など。

ブランド:伊千呂

1950年設立の伊藤利一商店と1955年設立の千田悦三郎商店が合併し、2009年に株式会社伊千呂と社名変更。化粧板の製造販売、建材・木材の販売、内外装工事、塗料の製造・販売などを手がけており、2010年より家具の製造を開始。ポリエステル化粧板に使用する塗料を自社で調合し、オーダーに沿った色を一枚からつくるなど、一貫して色と向き合い製造をしている。

コロロデスク

カラー イエロー、スカイブルー、ホワイト、ピンク、カーキ、ネイビー
サイズ W736×D556×H1318/TH700mm
素材 ポリエステル化粧板(基材:ラワン合板)、ホワイトアッシュ(脚)
価格(税込) 68,000円

コロロスツール

カラー グレー、ダークグレー、ライトブルー、グリーン
サイズ W399×D469×SH530mm / W378×D434×SH430mm
座面共通:W313×D313×H30mm
素材 ファブリック、ラワン合板、ホワイトアッシュ(脚)
価格(税込) 26,000円

お問い合わせ

伊千呂
http://www.ichirodesign.jp/furniture/
※6/25より販売開始

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