ライゾマティクスが、AIプロジェクト「recursive」を京都大学の新設アートスペースで展示

ライゾマティクスが、AIプロジェクト「recursive」を京都大学の新設アートスペースで展示

ライゾマティクスが、AIプロジェクト「recursive」の展示を2026年1月末まで開催している。会場は、京都大学吉田キャンパス国際科学イノベーション棟に新設されたアートスペース。

ライゾマティクスは、アーティスト、デザイナー、エンジニアで構成されるクリエイティブコレクティブ。技術と表現の新しい可能性を探求し、実験的なプロジェクトを中心に活動している。

同作品は、ライゾマティクスが独自に作成した約17万枚の画像のみで学習したAIモデル「Beyond Perception Model」を発展させた現在進行形のプロジェクトで、「AIの再帰的な自己学習と創造性の進化」をテーマに探求するもの。2024年に東京・表参道のOMOTESANDO CROSSING PARKで初公開され、「自己を学習するAI」の過程が可視化された。

今回の展示では、来場者がAIの「自己を学習する姿」と「再帰的に進む学習過程」を同時に体験できる。AIの自己学習のループは崩壊につながる可能性を孕んでいるが、人や環境の介入によってその危機を回避し、創発的な表現の創出を試みている。

https://rhizomatiks.com/news/2025/10/06/recursive_kyoto-university2025/