公益社団法人日本グラフィックデザイン協会が、4月12日と13日の2日間、「JAGDAデザイン会議2025『Graphic Design Now』」を東京ミッドタウン・デザインハブ内で開催する。

デザインの対象がますます拡がり、社会のあらゆる領域に拡張しているなか、これからのグラフィックデザインは社会とどう向き合い、存在感を⽰していくべきか。同会議は、グラフィックデザインの機能や価値を多様にとらえながら、デザイナーの役割や専⾨性、職業倫理を社会に示す試みとなっている。

原研哉、永井一史、佐藤卓をはじめ総勢28名のスピーカーが登壇し、グラフィックデザインに関するさまざまなテーマでセッションがおこなわれる。参加は会場と配信の2パターンあり、参加費は1日あたり会場が一般3,000円、学生1,500円、配信が一般2,000円、学生1,000円。

【セッション内容／スピーカー】
●4月12日
テクノロジー｜AIとデザイン空間／久保田晃弘、橋本麦、畑ユリエ
教育｜デザイン教育のこれから／伊藤直樹、菅俊一、高田唯
ケア｜ケアとデザインの交わるところ／福岡南央子、森下静香、矢島進二
公共｜万博イヤーに考えるグラフィックデザインの公共性／色部義昭、野見山桜、引地耕太
ワークショップ｜アクセシビリティを考える／田中みゆき、辻勝利

●4月13日
地域｜地域を変えるデザインの力／田村大、新山直広、原研哉
サステナビリティ｜循環型社会のためのデザイン／清水彩香、太刀川英輔、信藤洋二
評価｜デザインをどう評価するのか／上西祐理、川村真司、永井一史
世界｜世界のデザイン事情／田中友美子、丸山新、室賀清徳
クロージングトーク｜グラフィックデザインの現在・未来／上平崇仁、佐藤卓

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