大阪・関西万博 日本館に「ドラえもん」が登場、「循環型ものづくり」の考え方を解説

提供:経済産業省 提供:経済産業省

経済産業省は、2025年開催の大阪・関西万博に出展する日本政府館(日本館)における、第2弾展示である日本の「ものづくり」に焦点を当てたファクトリーエリアを公開した。

展示の第1弾は「『水』から『素材』へ」というテーマで、藻類(そうるい)が主役のファームエリアを公開し、その無限の可能性をハローキティを通じて紹介した。続く第2弾展示では、「『素材』から『もの』へ」とテーマがうつり、日本ならではの「循環型ものづくり」の考え方や具体的な社会実装の姿を紹介する。

展示するのは、化粧品や衣類、食品など、藻類を「素材」として循環から生まれたさまざまな「もの」。制作は、藻類産業を構築する日本発で世界初のプロジェクト「MATSURI」が担う。さらに、藻類を混ぜ込んだバイオプラスチックを使用し、2台のロボットアームによる3Dプリント技術を用いたスツールを製作する。完成したスツールは実際に日本館内の各所に設置され、憩いの場として活用される予定だ。

案内役を務めるのは、日本を代表するキャラクターのドラえもん。次世代へ受け継ぐ持続可能なものづくりの精神などを分かりやすくナビゲートする。

https://2025-japan-pavilion.go.jp/