アンビエンテックが「エウロルーチェ2023」に初出展、大城健作などによる新作ランプを発表
ポータブル照明ブランドを展開する株式会社アンビエンテックが、2023年4月18日から4月23日までイタリア・ミラノで開催される国際家具見本市「ミラノサローネ」において、同時開催の「エウロルーチェ(サローネ国際照明見本市)」に初出展する。
2012年に第1作目を発表以来、10年で9シリーズを発表してきた同社。今回のエウロルーチェでは、昨秋、東京で開催された「DISSECT(ダイセクト)展」でタッグを組んだプラントアーティストの川本諭と再びコラボレーションしたインスタレーションが展開される。
また会場では、2人のデザイナーによる新作ランプも発表。一つ目は、イタリア・シチリア出身の建築家でデザイナーのエリーザ・オッシノよる、幾何学形態を起点としたモダンでミニマルなデザインのランプ。高い防水性能をもち、光源が360度可動するほか、同社初の5色展開となる。
もう一つは、ミラノを拠点に活動する日本人デザイナーの大城健作による、アルミニウムの押し出し材を原材料にしたランプ。切削加工によって2種類のまったく異なるフォルムで成型され、高い防水性能を持っている。大城自身が製造原料となる部材からデザイン設計をおこなうことで製作工程における消費エネルギーを抑え、さらに循環型素材のアルミ素材を使用することで、環境負荷低減を実現している。