ジブリパークが選出、社会に影響を与えたプロジェクトを決める「2022 Most Influential Projects」が発表

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ジブリパークが選出、社会に影響を与えたプロジェクトを決める「2022 Most Influential Projects」が発表

プロジェクトの専門家とチェンジメーカーのコミュニティを支える専門職組織「PMI(Project Management Institute)」が、「2022 Most Influential Projects(2022年 最も影響力のあるプロジェクト)」の上位50件を発表した。

1969年に創設され、プロジェクトマネジメントの世界的権威として、人々のアイデアの実現に向けた支援を行うPMIが、2019年から発表している「Most Influential Project」。社会に影響を与えた魅力的なプロジェクトを国や業界を問わず世界中から紹介しており、教育、気候変動対策、建築、テクノロジー、ヘルスケアなどさまざまな分野の革新的なプロジェクトにおいて、プロジェクトチームが成し遂げた進歩に注目している。

通算4回目となる今回、日本からは2022年11月に開園した「ジブリパーク」が選出された。ジブリパークは、「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」内に、スタジオジブリの世界を表現した公園。大きなアトラクションや乗り物はなく、森や道をそのままに、自分の足で歩いて、風を感じながら、秘密を発見する場所というコンセプトを掲げている。

PMIアジア太平洋地域のマネージングディレクター兼建設部門グローバル責任者のべン・ブリーン氏は、今回のトップ50内に選出された日本のプロジェクトについて、以下のようにコメントを寄せた。

「ジブリパークは、日本が世界に誇るアニメーションを実際に体感できるテーマパークとして誕生しました。愛・地球博記念公園は、2005年に開催された日本国際博覧会(愛知万博/愛・地球博)会場の跡地にある樹木を一切伐採せず、環境に配慮して設営されました。その愛・地球博記念公園内に、当時用いられていた建物も再利用しながらジブリパークが開設されたことは、自然と調和しながらその地域をサステナブルに活用し、同時に愛知県や地域住民をはじめとする多くのステークホルダーと協働しながら開園にたどり着いたという点で、社会と未来にも大きなインパクトをもたらしている象徴的なプロジェクトとして、高く評価されました」。

https://www.pmi.org/most-influential-projects-2022