第25回文化庁メディア芸術祭受賞作品展が、9月26日まで日本科学未来館などで開催

第25回文化庁メディア芸術祭受賞作品展が、9月26日まで日本科学未来館などで開催

第25回文化庁メディア芸術祭受賞作品展が9月16日に開幕し、9月26日まで東京・お台場の日本科学未来館を中心に開催される。

文化庁メディア芸術祭はアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門で優れた作品を顕彰し、鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバル。第1回が開催された1999年半ばはインターネット黎明期で、同芸術祭は最先端のデジタル技術を用いた新たな表現を育む場として誕生した。近年では、日常生活で親しまれる作品から、のちに社会に実装される技術を使ったものまで幅広い作品が受賞しており、若手アーティストの登竜門として機能してきた。

第25回を迎えた今回は、世界95の国と地域から応募された3,537作品のなかから、上記の4つの部門ごとに大賞、優秀賞、ソーシャル・インパクト賞、新人賞、U-18賞を選出。また、メディア芸術に長年功績があった方へ功労賞が贈呈された。受賞展では、その受賞作品と功労賞受賞者の功績が一度に楽しめる。

なお、文化庁は次年度の作品募集をおこなわないことを発表しており、本受賞展も今年で一つの区切りとなる。いま、そしてこれからのメディア芸術を考える貴重な機会となりそうだ。

https://j-mediaarts.jp/festival/