柳宗悦没後60年記念展「民藝の100年」が、10月26日から東京国立近代美術館で開催

柳宗悦没後60年記念展「民藝の100年」が、10月26日から東京国立近代美術館で開催

東京国立近代美術館にて柳宗悦没後60年記念展「民藝の100年」が、2021年10月26日から2022年2月13日まで開催される。

1925年に「民衆的工芸」を略した「民藝」という言葉、思想が生まれてからおよそ100年。柳宗悦の没後60年に開催される本展は、時代とともに変化し続けた民藝の試みを俯瞰的な視点から捉え直すものだ。

会場には柳らが蒐集した陶磁器や染織、木工などの暮らしの道具類や大津絵といった民画のコレクションとともに、出版物や写真、映像など同時代の資料を展示。総点数400点を超える作品と資料を通し、民藝とその内外に広がる社会、歴史や経済を浮かび上がらせる。

また、本展は「美術館」「出版」「流通」という三本柱を掲げた民藝のモダンな編集手法と、それぞれの地方の人・モノ・情報をつないで協働した民藝のローカルなネットワークにもフォーカスする。

https://mingei100.jp/