「長野県立美術館」が新築オープン。ユニフォームデザインは「Mame Kurogouchi」

屋外常設展示《霧の彫刻 #47610 -Dynamic Earth Series Ⅰ-》屋外常設展示《霧の彫刻 #47610 -Dynamic Earth Series Ⅰ-》

長野県信濃美術館が、名称を新たに「長野県立美術館」として4月10日に新築オープンした。

1966年に県民の声を受けて善光寺に隣接する城山公園内に財団法人信濃美術館として発足し、1969年に県に移管されて以来、信州における唯一の県立美術館として活動を行ってきた長野県信濃美術館。1990年には長野県が日本画家・東山魁夷から作品と関係図書の寄贈を受けたことを機に、東山魁夷館が併設して開館した。

3年半の休館を経て全面改築された長野県立美術館は「ランドスケープ・ミュージアム」をコンセプトに、城山公園周辺の景色と調和しつつ、屋上からは国宝善光寺本堂などを望むことができる。館内は展示スペースのほか無料で楽しめるゾーンも多く、屋外には国内外で活躍するアーティスト・中谷芙二子の「霧の彫刻 #47610 -Dynamic Earth Series Ⅰ-」が常設展示されている。

オープンににあたり、シンボルマークとロゴタイプを組み合わせた新しいロゴマークも発表。長野の森をイメージした深い緑を用いたシンボルマークは、新しい美術館名を英語表記した際の頭文字「NAM」の文字が水に映り込んだ上下相称の形状になっており、東山魁夷作品にも多い「水鏡」をイメージしたものだという。ロゴマークの制作は、デザイナーの宮崎桂(株式会社KMD代表)が担当した。

また、スタッフユニフォームは、ファッションブランド「Mame Kurogouchi(マメ クロゴウチ)」のファッションデザイナーであり、長野県出身の黒河内真衣子がデザインを手がけた。アールカッティングのドレスと、ダブルブレストのノーカラージャケットのセットアップで、深いブルーは美術館を取り囲む雄大な自然と、この地を愛した東山魁夷が描いた東山ブルーから着想を得ている。首元を飾るスカーフには、長野県の県花であるリンドウの濃紺の刺繍が施されている。

https://nagano.art.museum/