バーチャル空間でのアートブックフェア「VIRTUAL ART BOOK FAIR」が11月に開催

VIRTUAL ART BOOK FAIR VIRTUAL ART BOOK FAIR 公式サイト

TOKYO ART BOOK FAIRによる、バーチャル空間でのアートブックフェア「VIRTUAL ART BOOK FAIR(VABF)」が、11月16日から23日まで開催される。

2009年に、日本初のアートに特化したブックフェアとしてスタートした「TOKYO ART BOOK FAIR(TABF)」。毎年国内外から独創的なアートブックをつくる出版社やギャラリー、アーティストが東京に集まり、来場者とのコミュニケーションを通して印刷物の新たな表現を提示するプラットフォームとなってきた。

このほど開催が発表されたVABFは、2020年秋に東京都現代美術館にて開催を予定していたTABFが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止になったことを受け、新たな時代におけるアートブックフェアのあり方を模索するためのイベントとして開催が決定された。

開催についてTABFは、「バーチャルでのアートブックフェアの開催は初めての試みであり、大きな変化となりますが、今を“実験の時代”ととらえ、DIY精神とユーモアを忘れずに新たな可能性を探りながら、アートブックの魅力を多角的に楽しんでいただける仕掛けを準備中です」と、公式サイトでコメントしている。公式サイトでは今後、実験の経過を公開しながら全貌を明らかにしていくという。

https://virtualartbookfair.com/