「富山デザインコンペティション2020」募集開始、新たにデザインメンタリング制度を導入

「富山デザインコンペティション2020」募集開始、新たにデザインメンタリング制度を導入

デザインウエーブ開催委員会が主催する、「富山デザインコンペティション2020」の募集が6月8日に開始された。

「富山デザインコンペティション」は、1994年に全国初の「商品化」を前提としたデザインコンペとして始まり、これまで35点以上の商品を生み出してきた。今年は募集テーマに「企業が抱える3つの課題」が設定され、より実現性の高いプロジェクトの創出が計られている。具体的なテーマは、「『化学強化ガラス』の新しい展開(株式会社三芝硝材株式会社)」「『色を着ける』(タカタレムノス)」「『かたづける』をデザインする(株式会社リッチェル)」の3つ。

また、ファイナリスト(1次審査通過者)を富山県に招聘し、最終審査前にデザインメンターや企業と交流する「デザインメンタリング」が新たに導入され、リアリティのあるデザイン提案に導く試みも実施される。

審査委員は、デザイナーの秋山かおり、同じくデザイナーの吉泉聡、富山県総合デザインセンター 所長の桐山登士樹の3人。新規性、独創性、市場性、実現性の4つの基準で評価が行われる。締め切りは8月31日午後5時(必着)。

https://dw.toyamadesign.jp/compe-list/