ドバイ万博日本館の公式ユニフォームが決定。デザインはANREALAGEの森永邦彦

モデル: UTA 氏(左)、冨永愛氏(右) モデル: UTA 氏(左)、冨永愛氏(右)

2020年10月20日から2021年4月10日までドバイ首長国で開催される「2020年ドバイ国際博覧会」で、日本館のアテンダントが着用する公式ユニフォームが決定した。人と人、文化と文化、心と心などの「つながり」を表現したという同ユニフォームのデザインを手がけたのは、「ANREALAGE(アンリアレイジ)」の森永邦彦。

球体を原型としたジャケットは、性別やサイズを問わずに着用できるデザインで、ジャケットやスニーカー、鞄は一見真っ白だが、再帰性反射素材によって光が当たると文様が浮かび上がり、光の当たり具合によって色合いが変化する。まる、さんかく、しかくを組み合わせた文様は、組み合わせ部分に「心」を表すハート形が現れ、さらにハートとハートがつながることで、中東のアラベスク柄と日本の和柄が現れるようになっている。

四角形をベースにデザインされたボトムスは、ラッピングスカートと袴パンツが共存するシルエット。こちらも着る人の体型を選ばないという。Haute Mode Hirataの平田欧子と協業した帽子は、文様モチーフのまる、さんかく、しかくを組み合わせたデザインで、スナップをはずして平らにした2つの帽子を重ねるとハートの形になる。

ビジュアルモデルは冨永愛とUTA。コンセプトムービーはNIONが手がけ、山口一郎(sakanaction/NF)、青山翔太郎(NF)がサウンドディレクションを手がけたほか、スタイリングをTEPPEI、アートディレクションを武藤将也(NO DESIGN)、ビジュアルフォトを亀井隆司(W)が担当している。

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