「ナインアワーズ浜松町」が、浜松町に3月2日オープン。建築・設計は平田晃久

「ナインアワーズ浜松町」が、浜松町に3月2日オープン。建築・設計は平田晃久

都市生活者向けのトランジットサービスを提供するカプセルホテル「ナインアワーズ浜松町」が、浜松町駅周辺に3月2日にオープンする。

ホテル滞在中の「シャワー」+「睡眠」+「身支度」という3つの基本行動を「1+7+1」という時間に置き換え、計9時間=「ナインアワーズ」と名付けられた同ホテル。部屋という空間概念を捨て機能自体を提供することで、宿泊に限らず、24時間、仮眠やシャワーのみでも利用できるという、都市生活にフィットしたサービスが特徴だ。

建築・設計を手がけるのは、ナインアワーズの大手町(旧竹橋)、赤坂、浅草、新大阪、水道橋各店を担当した建築家・平田晃久。建築物によるすり鉢状の地勢を形成する浜松町エリアの中央に位置するナインアワーズ浜松町を、1階分だけ高く設計して頭一つ出るようにし、周辺を見渡すことのできる屋上テラスを設置した。内部空間は、四角いグリットの組み合わせにより、吹き抜けを連続させながら、上下空間がつながる大きなリビングルームのような構造になっている。

また、サインとグラフィックデザインを廣村デザイン事務所代表の廣村正彰が、クリエイティブディレクションとプロダクトデザインをDesign Studio S代表の柴田文江が担当している。

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