オランダ人デザイナーのタイメン・シュメルダースによる有田焼の新ブランド、「UTSUÀ」がミラノデザインウィークに出展
オランダ人デザイナー、タイメン・シュメルダースが手がける有田焼の新しいテーブルウェアブランド「UTSUÀ(うつわ)」が、ミラノデザインウィーク期間中に「ロッサーナ・オルランディ」にて出展される。
同ブランドは、有田焼創業400年事業のひとつとして行われた佐賀県のレジデンスプログラムにて、タイメン・シュメルダースが有田に滞在したことをきっかけにスタート。約1年半をかけて、商品開発が行われた。
ブランド名である「UTSUÀ」は、寛容さや謙虚さといった人間の大きさを示す「器」としての意味と、発音しやすくヨーロッパやアジア、アメリカでも愛されるテーブルウェアを目指す、という意味が込められている。
今回の展示では、精巧なレリーフ(しのぎ)をデザインの要とした、11種のスタンダードアイテム披露。3Dプリンターによる原型作成といった現代のテクノロジーと職人の高度な手仕事によって、レリーフの細かさや極限まで生地を薄くすることによる軽量化を実現している。
http://dailypress.org/wordpress2017/wp-content/uploads/2019/03/UTSUA_press_JP.pdf