テキスタイルデザインチーム「pole-pole」による展示会「pole-pole textile labo 003 “emerge”」が、8月30日からCASE GALLERYで開催

テキスタイルデザインチーム「pole-pole」による展示会「pole-pole textile labo 003 “emerge”」が、8月30日からCASE GALLERYで開催

建築空間におけるテキスタイルを重視するテキスタイルデザイナーたちの集まり「pole-pole(ポール トゥ ポール)」による展示会、「pole-pole textile labo 003 “emerge”『空間と触れるテキスタイルデザイン』」が、8月30日から9月9日まで東京・代々木八幡のCASE GALLERYで開催される。

pole-poleは、「新しいデザインではなく大切なデザイン」のコンセプトもと、廣瀬勇士、シミズダニヤスノブ、近藤正嗣によって2017年に結成されたデザイン会社だ。依頼されたデザイン制作やオリジナル商品の企画開発を多種多様な企業、工場と一緒に制作を行なっている。また、自分たちで企画、制作したテキスタイルを発表する展示会「pole-pole textile labo」を定期的に開催。「実験的な試みを繰り返し、その成果を発表する」という考えから“textile labo”と名付け、販売を目的とするのではなく自分たちが考えるテキスタイルの魅力を発表する展示会を行っている。

pole-poleの活動の一つに、空間へのテキスタイルの提案がある。コンクリートや鉄、木などの硬い物体で仕切られた空間とは違う、柔らかな物体で意識的に仕切ることで生まれた空間を、pole-poleは“soft space”と呼んで空間へのアプローチを探っている。同展は、その“soft space”を考えてきた中で生まれたアイデアだ。空間にテキスタイルを加えることでそれまではなかった影が現れたり、そのテキスタイルが動くことで空気の流れを感じたり、見えないようで見える向こう側の人の気配をより感じさせるものとなる。

http://casedepon.tumblr.com/post/176553227283/pole-pole-textile-labo-003-emerge-pole-pole