ラップに焦点を当てた展覧会、「ラップ・ミュージアム展」が市原湖畔美術館で8月から開催
千葉県市原市にある市原湖畔美術館で、ラップに焦点を当てた展覧会「ラップ・ミュージアム展」が、8月11日から9月24日まで開催される。
アメリカ・ニューヨークで、ヒップホップ、ラップが生まれて約40年。そして、日本でラップが生まれてから約30年。現在では、多種多様なラップ、ラッパーが存在するようになっている。特に近年はTV番組「フリースタイルダンジョン」の人気をはじめ、「ラップブーム」とも呼べる現象が起きている。
同展は、ラップのそのもの構造に注目する「ART OF RAP」と、ラップから生まれた文化的実践に注目する「RAP PRACTICE」の2つのテーマに分けて構成される。前者ではラップのリズムを解析した映像や、ラッパーが実際に使用したリリック帳が中心に展示され、後者では、音源やフライヤー、グッズを中心に、日本で生まれたラップとその周辺の文化が生んだオブジェクトがアーカイブ展示される。また、オープニング記念として、展示室内でラップバトルも開催。8名の若手ラッパーが登場し、トーナメント形式のバトルが行われる。
企画協力を荏開津広、ダースレイダー、磯部涼、アートディレクションは一ノ瀬雄太、会場設計は有山宙(ASSISTANT)が担当する。