アジア最大のアートブックフェア「TOKYO ART BOOK FAIR」、開催地を天王洲アイルに移して10月5日から開催
2017/6/9 15:55
アジア最大のアートブックフェア「TOKYO ART BOOK FAIR」が、今回から東京の新たなアート地区として注目を集める天王洲アイルに開催地を移し、寺田倉庫をメイン会場とし、10月5日から10月9日の4日間開催される。同地区に位置するギャラリーやショップ、企業と連動して、エリア全体がアートで盛り上がることを目指している。
毎年、ひとつの国や地域に焦点を当て、出版文化が紹介される特別企画「Guest Country」では、世界のアートブックシーンの中でも最も大きな地殻変動が起こっているアジアをフィーチャー。中国、韓国、台湾、シンガポールの気鋭の出版社、自費出版を精力的におこなうアーティストなどによるアートブックが一堂に会し、アジアにおける出版文化の最前線を体現する企画に挑む。
そのほか、昨年ドイツのアート出版社「Steidl」と共同で創立したブックアワード「Steidl Book Award Japan」の受賞者8名によるイベントや、アートブックの魅力を多角的に紐解くトークイベントやシンポジウムなどが開催される予定。
また同フェアでは、アートブックを制作する約300 組の出版社、ギャラリー、アーティスト、ブックメイカーを6月30日まで募集中。