「京都国際マンガミュージアム」10周年記念企画展、「養老孟司・宮崎駿 ふたり展」が10月30日から開催
京都市および京都精華大学が平成18年に開設した「京都国際マンガミュージアム」が11月25日に開館10周年を迎える。その10周年を記念し、館長・養老孟司と長年親交のある宮崎駿を迎えた対談イベント、および二人の趣味の世界を紹介する企画展「養老孟司・宮崎駿 ふたり展」を開催する。
対談「養老孟司・宮崎駿 趣味のお話」は11月13日に開催。事前申込制で申込締切は10月26日必着。
企画展「養老孟司・宮崎駿 ふたり展」は、館長・養老孟司と宮崎駿の個人的な趣味の世界を紹介する企画展。養老孟司の趣味「昆虫」と宮崎駿の「妄想」をそれぞれのテーマとし、世間一般にはあまり 知られていない二人の姿を紹介。
養老孟司の趣味の部屋では、これまでに彼自身が採集した昆虫「ゾウムシ」の標本(約10箱)を中心に展示。虫仲間からの応援メッセージも登場。一方の宮崎駿の趣味の部屋では、20年以上前に発刊された「宮崎駿の雑想ノート」(大日本絵画)からの抜粋イラスト(複製)や、昨年東京・三鷹の森ジブリ美術館の展示の為に描き下ろされた「ぼくの幽霊塔」からのイラスト(複製)など、約20点の妄想ストーリー作品を紹介。開催期間は10月30日から11月27日まで。