世界が注目する写真家トーマス・ルフ、初期から初公開の最新作までを紹介する「トーマス・ルフ展」が8月30日から開催
現代の写真表現をリードしてきた写真家トーマス・ルフの、初期から初公開の最新作までを紹介する展覧会「トーマス・ルフ展」が東京国立近代美術館で8月30日から11月13日まで開催される。
トーマス・ルフは高さ約2メートルにもなる巨大なポートレート作品で世界的に注目を集めた。以降、建築、都市風景、ヌード、天体などさまざまなテーマの作品を展開、それらを通じ、現代人をとりまく世界のあり方についてのユニークなヴィジョンを提示。自ら撮影したイメージだけでなく、インターネット上を流通するデジタル画像から、コレクションしている古写真まで、あらゆる写真イメージを素材に用い、新たな写真表現の可能性を探究してきた。
作品選択や展示構成にトーマス・ルフ自身が参加するなど、作家の全面的な協力を得て実現する同展覧会では、未発表の新作を含む作品世界の全貌を紹介される。