「Okayama Art Summit 2016 」のプレイベント、「前川國男展 – 岡山からの提言」が4月29日から開催
今秋開催される「岡山芸術交流 OKAYAMA ART SUMMIT 2016」のプレイベントの一環として企画された展覧会、「前川國男展-岡山からの提言-」が岡山県立美術館で4月29日から5月22日まで開催されている。
「岡山芸術交流」のほとんどの会場は、カルチャーゾーンと名づけられたエリアに集中。岡山県庁舎、林原美術館、岡山県天神山文化プラザは「岡山芸術交流」のメイン会場となり、それらすべてが日本モダニズム建築の最も重要な建築家の一人である前川國男設計によるものだ。また、岡山は西日本で最も多くの前川建築が現存している都市でもある。
同展では、ル・コルビュジエ、アントニン・レーモンドに学び、第二次世界大戦後の日本建築を牽引した建築家・前川國男のオリジナル模型や図面、ドローイング、当時の写真とともに、彼の言葉にもフォーカスをあて、前川の建築的思考を追体験する・体感できる空間構成となっている。また、前川が愛用していた仕事机や本、蓄音機、彼の友人の作家たちによる作品など展示される。
http://www.pref.okayama.jp/seikatsu/kenbi/temp/maekawakunio.pdf