テオ・ヤンセン展

大阪の大阪南港ATC Galleryにて、「テオ・ヤンセン展」を9月25日まで開催します。
風を動力源として、オランダの砂浜を疾駆する「ストランド(砂浜)ビースト(生命体)」。ボディ全体は黄色いプラスチックチューブで造形され、物理工学を基盤としたその動きは生き物を思わせるほどに滑らかで有機的です。それらはオランダのアーティスト、テオ・ヤンセン(1948~)によって故国の海面上昇問題を解決するために生み出されました。
作者亡き後も自立して砂浜で生き延びることを目指し、ストランドビーストは歩行、方向転換、危険察知などの機能を備え、さまざまな環境に適応していくためのシステムを獲得していきます。生と死を繰り返し、遺伝子と遺伝情報を受け継ぎながら進化し続けてきた生命体は、芸術と科学という既存のカテゴリーを横断し、新たな可能性を私たちに提示しています。
本展は大阪で初めての開催となり、日本初公開を含む10作品以上を展示。実際に動く巨大なストランドビーストを体感できるほか、その構造や動きの仕組みを明らかにし、テオ・ヤンセンが創り出す世界の魅力に迫ります。
《本文は公式サイト紹介文より抜粋/一部編集》
開催期間 |
2022/07/09(土)~2022/09/25(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 10:00~18:00(最終入場は閉場30分前まで) |
休館日 | 会期中無休 |
入場料 | 一般1,600円/高校・大学生1,100 円/小・中学生600円 |
参加アーティスト | テオ・ヤンセン |
会場 |
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お問い合わせ | 050-5542-8600(ハローダイヤル) |
会場URL | https://www.atc-co.com/ |
詳細URL | https://www.mbs.jp/theojansen-osaka/ |