再生をテーマに掲げる“ストランドビースト”が震災から7年を迎える福島で展示、「テオ・ヤンセン展 in ふくしま 2018」が3月3日から開催
キネティックアーティスト、テオ・ヤンセンによる展示会「テオ・ヤンセン展 in ふくしま 2018」が、3月3日から5月6日まで福島県いわき市の環境水族館・アクアマリンふくしまにて開催される。
1948年にオランダ・スフェベニンゲンで生まれたテオ・ヤンセン。大学では物理学を専攻して学び、1975年に画家として活動を開始した。1990年より制作を開始し大きな反響を呼んだ「ストランドビースト」は、計算し尽くされたプラスチックチューブの骨格をもち、風力で動作する巨大なアート作品。テオ・ヤンセンは再生をテーマに掲げ、「ストランドビースト」を通して自然との共生や自然エネルギーの偉大さ、廃材が生み出す生命力を表現している。震災から7年を迎える福島で、再生をテーマに掲げる「ストランドビースト」が展示されることは、意義深く特別なイベントとなるだろう。