タムラサトル個展「レイという青いワニはまわるのに60秒かかるジョージという白いワニはまわるのに30秒かかる」

国立新美術館 2022 Photos by Kozo KANEDA 国立新美術館 2022 Photos by Kozo KANEDA

東京のSHUTLにて、「タムラサトル個展『レイという青いワニはまわるのに60秒かかるジョージという白いワニはまわるのに30秒かかる』」が2025年5月25日まで開催されています。

—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—

SHUTLリニューアルの柿落としとして、現代美術家・タムラサトルによる個展を開催いたします。タムラは、作品から意味性や目的性を徹底的に排除することをコンセプトに、主に電力によって駆動する立体作品を制作してきました。本展では、タムラの代表作のひとつであるシリーズ作品「まわるワニ」の大規模インスタレーション《スピンクロコダイル・ガーデン》を、約3年ぶりに公開します。

今回の展示では、東銀座に位置するSHUTLの空間にあわせて、小さな2体の「まわるワニ」を起点に、約500体におよぶワニたちが展開されます。ウレタンやスチロール、ペーパークレイで制作された色とりどりのワニたちは、電力とモーターによって、ひたすら無目的に、ただ機械的に回転し続けます。その姿は、非現実的なまでのダイナミズムを空間にもたらし、観る者の知覚に静かに揺さぶりをかけます。小さいワニには、それぞれ名前が付けられており、無機質な運動にささやかなオリジナリティを添えています。

タムラの作品群は、既成の価値観に対して問いを投げかけ、鑑賞者の感性を刺激します。SHUTLの新たなスタートと未来に思いを巡らせる契機として、ぜひ本展をご体験ください。

開催期間 2025/05/15(木)~2025/05/25(日)
時間 13:00~19:00
休館日 火曜日、水曜日(施設メンテナンス等で臨時休廊することあり)
入場料 無料
参加アーティスト タムラサトル
会場
  • SHUTL
  • 東京都中央区築地4-1-8
会場電話番号 03-5550-1567
会場URL https://shutl.shochiku.co.jp/
詳細URL https://shutl.shochiku.co.jp/exhibition/satoru-tamura-soloexhibition/