SHUTLオープニング展示シリーズ 第3期「伝統のメタボリズム~見立て~」
2024/2/20 10:00
東京のSHUTLにて、SHUTLオープニング展示シリーズ 第3期「伝統のメタボリズム~見立て~」が2024年2月23日から3月17日まで開催されます。
—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—
「伝統のメタボリズム~見立て~」展では、芸術の分野における「見立て」という表現手法に着目する。
「見立て」とは対象をそのまま描くのではなく、他のものになぞらえて表現する手法であり、日本の様々な芸術様式でこの技法が用いられている。扇子や手拭いを用いて様々な設定やシーンを表す落語や、石や木など自然物を置くことでそこにあるはずのない情景を想像する日本庭園における水石、盆栽などもその一例である。
本来それでないものを、違う素材や手法、語彙などを用いて本物の代用として表現する行為は、日本人にとってはとても親しみがあり、無意識で「見立て」ていることすらあるのではないだろうか。
そして近代の芸術表現においては、風景や心象などを絵画技法で表現する抽象表現や、空間全体をコンセプトによって見立てるインスタレーションなど芸術の批評的視点の発展に従って多岐にわたる表現に用いられている。
「見立て」は常に伝統的な表現手法として受け継がれながら、その時代の価値観の流入により変容し続け、今ではより自由に取り入れられている。まさに時代に応じて新陳代謝が行われてきた技術である。
本展ではそうした「見立て」の手法を用いて自らの表現を行うアーティストやクリエイターたちを選出した。鑑賞者は彼・彼女らの作品から現在形の「見立て」を発見し、鑑賞者自身の想像の余白と可能性に気づくことになるだろう。
【関連イベント】
●内覧会
日程:2月22日(木)
※詳細は公式ホームページをご覧ください
開催期間 |
2024/02/23(金)~2024/03/17(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 13:00~19:00(展示・イベント最終日は17:00まで) |
休館日 | 火曜日、水曜日 |
入場料 | 無料 |
参加アーティスト | 石場文子、勝木杏吏、倉知朋之介、佐貫絢郁、松井照太 |
会場 |
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会場電話番号 | 03-5550-1567 |
会場URL | https://shutl.shochiku.co.jp/ |
詳細URL | https://shutl.shochiku.co.jp/exhibition/metabolismoftradition05/ |