暮らしの創造

団地文化から考える公・共・私

暮らしの創造

東京・世田谷の生活工房にて、セミナー「暮らしの創造」が2月26日と2月27日に開催します。

現在の暮らしの源流に思いを巡らせたことはありますか?今では当たり前となっている近代的な暮らしのモデルを広めたのは、戦後の深刻な住宅難を解消すべく日本住宅公団によって創られた団地だったと言われています。

「食寝分離」の西洋型の間取りに、ステンレスキッチン・水洗トイレ・ガス風呂・シリンダー錠の鉄扉などを備えた最新の暮らしが人気を集めた団地。全国に次々と建設された団地は、プライバシーとセキュリティを重視し、1つの住宅に1つの家族が住むという、現在につながる暮らしのスタンダードを創造しました。

団地では独自の文化やコミュニティが育ち、多くの映画・小説・漫画の舞台となってきました。また近年は、子育て・介護などへの配慮、リノベーション、芸術家とのコラボレーションなど、実験的で新しいタイプの団地も注目されています。

一方で団地は今、建物の老朽化や住民の高齢化、共同体の消失など、さまざまな問題に直面しています。このセミナーでは、日本人のライフスタイルの変化と深く関わってきた団地の歴史と文化を多様な視点から紐解きながら、私たちがこれから先の未来に創造していきたい暮らしについて考えます。

《本文は公式サイト紹介文より抜粋/一部編集》

開催期間 2022/02/26(土)~2022/02/27(日)
※イベント会期は終了しました
時間 各日13:00~18:30
入場料 各日4,000円(オンライン決済)
参加アーティスト 千葉敬介、饗庭伸、原武史、山本理顕
会場
  • 世田谷文化生活情報センター 生活工房
  • セミナールーム
  • 東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー5F
会場電話番号 03-5432-1543
会場URL https://www.setagaya-ldc.net/
詳細URL https://www.setagaya-ldc.net/program/525/