科学と芸術の丘 2023

科学と芸術の丘 2023

千葉の戸定邸、松雲亭、戸定が丘歴史公園、江戸川河川敷、松戸市内各所にて、「科学と芸術の丘 2023」が2023年10月21日から10月22日まで開催されます。

—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—

「科学と芸術の丘」は2018年から、市民が主体となって立ち上げ、活動を続けてきました。創造的な松戸の市民たちが欲しい未来を自ら創るため、草の根的な活動の重なりの結果に街が形作られてきました。そのどれもが、市民一人ひとりのそれぞれの信念に基づく「真実」の表現であり、唯一の「真実」と言うものは存在しないことを認め合うことが必要です。

今年は、その未来を創る「希望の種」を蒔くため、「あそび」という素直で大きな力を原動力に持つテーマを掲げました。

子どもにとって、世界は発見の宝箱です。身の回りのあらゆるものが新鮮に映り、触ったり、投げたりしながら、気持ちのおもむくままに遊んでいます。そこには既成概念や目的が存在せず、あるのは好奇心のみ。

その様子を眺めていると、遊ぶことは「これはなんだろう」とわからないものについて考える想像力と、「やってみよう」という反射的な創造性が交差する時間に思えます。たまに失敗して怪我をしたり喧嘩をすることですら、楽しい思い出になる寛容さを持ち合わせています。

目の前の生産性やコストパフォーマンスの高さを重視する今日の社会は、まるで押し固められた、酸素の少ない土壌のように思えます。そのような環境の中で種が芽吹くことが困難であるように、私たちは再び社会という土壌を耕す必要があるのかもしれません。

昔の職人たちは、緻密な匠の技の中に個性ある飾りという「あそび」を取り入れました。建築では厳密な規格で作られたネジに「あそび」を入れることで耐性を強化させました。真実はもしかしたら、「あそび」の中で常に揺れ動き、不意に出会ってしまうものなのかもしれません。

科学と芸術の丘2023では、真実への問いに対して多面的な希望を見出す世界中のアーティスト、研究者、市民のプロジェクトを体験する特別展覧会、トーク、ワークショップ、マルシェ、街のカタリスト(触媒となる人、モノ、企画)を通じて未来の社会について考えます。さらに私たちは丘から川、街なかへと「あそび場(playground)」を広げ、未来に向けて発芽する希望の種を蒔いて行きます。

さあ、このまちで、一緒にあそびましょう。

開催期間 2023/10/21(土)~2023/10/22(日)
※イベント会期は終了しました
時間 10/21は10:00~16:30、10/22は10:00~16:00(戸定邸入館受付は9:30~16:30)
休館日 会期中無休
入場料 一般1,500円/高校生・大学生1,000円/中学生以下無料
参加アーティスト アレクサンドラ・デイジー・ギンズバーグ、ヴェレーナ・フリードリッヒ、ウィニー・スーン、津野青嵐、齋藤帆奈 他
会場
  • 戸定邸、松雲亭、戸定が丘歴史公園、江戸川河川敷、松戸市内各所
  • 千葉県松戸市
お問い合わせ 047-712-1593
会場URL https://www.city.matsudo.chiba.jp/tojo/
詳細URL https://science-art-matsudo.net/