ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター展

《タクシー》1957 年 ソール・ライター財団蔵 © Saul Leiter Foundation 《タクシー》1957 年 ソール・ライター財団蔵 © Saul Leiter Foundation

1950年代からニューヨークで第一線のファッションカメラマンとして活躍するも、80年代に商業写真から退き、世間から姿を消したソール・ライター(1923-2013)。しかし2006年、ドイツのシュタイデル社から出版された作品集をきっかけに再び脚光を浴び、世界的なセンセーションを巻き起こす。時にソール・ライター83歳。相次ぐ展覧会開催や出版にとどまらず、2012年にはドキュメンタリー映画「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」が公開されるなど、その名前と作品は多くの人々の知るところとなる。

そして待望の日本初回顧展が、2017年の東京会場につづき、関西で開催される。ニューヨークのソール・ライター財団の全面的な協力を得て、同財団所蔵の写真作品をはじめ、絵画作品やスケッチブックなどの貴重な資料を含めた約200点が一堂に紹介される。「私たちが見るものすべてが写真になる」というライター自身の言葉にもあるように、日常のなかで見過ごされがちな一瞬のきらめきを天性の色彩感覚でとらえ、「カラー写真のパイオニア」と称された伝説の写真家の軌跡に迫る。

【関連イベント】
●記念講演会
講師:マーギット・アーブ(ソール・ライター財団創設者/ディレクター)
日時:4月15日(日) 14:00~
会場:美術館 1F 講座室
定員:120名
※要当日観覧券、聴講無料

●特別上映会「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」
日時:4月29日(日)、5月12日(土) 11:15~(11:00開場)
会場:美術館 講座室
定員:80名
※要当日観覧券、聴講無料

開催期間 2018/04/07(土)~2018/05/20(日)
※イベント会期は終了しました
時間 10:00~18:00(入館は閉館30分前まで)
休館日 月曜日(ただし、4/30は開館、翌5/1は休館)
入場料 一般800円/大高生450円/中小150円/兵庫県内の小中学生はココロンカード提示にて無料
参加アーティスト ソール・ライター
会場
  • 伊丹市立美術館
  • 兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20
会場電話番号 072-772-7447
会場URL http://artmuseum-itami.jp/
詳細URL http://artmuseum-itami.jp/jp/category/exhibition/upcoming_exhibition/