ソール・ライター「Beauty in the Overlooked Ordinary」

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東京のart cruise gallery by Baycrew’sにて、「ソール・ライター『Beauty in the Overlooked Ordinary』」が2025年1月13日まで開催しています。

—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—

ニューヨークの街中に潜む色彩と詩情に満ちた小さな断片を写し取り、その大半を公表することなくこの世を去った写真家ソール・ライター。1950年代からファッション・フォトグラファーとして活躍しながら、50代で表舞台から完全に姿を消し、以降は自宅周辺からほとんど離れることなく自らの美意識に従い淡々と生きたライターは、2006年、ドイツのシュタイデル社が刊行した初の写真集『Early Color』により、「カラー写真のパイオニア」として再び光の当たる世界へ引きずり出されることになりました。

以降、世界各地で展覧会の開催や写真集の刊行が相次ぎ、2013年の没後もその評価はさらに高まり続け、没後なお“発展途上の写真家”であり続ける稀有なアーティストです。

2014年に創設されたソール・ライター財団が最重要のミッションとして着手したのが、未整理となっていた大量のカラーポジのアーカイブ化でした。財団代表のマーギット・アーブをはじめとするスタッフの努力により、ソール・ライター生誕100年にあたる2023年、厳選された未公開のカラー作品約150点が写真集、プロジェクションという形で陽の目を浴び新たに大きな注目を浴びることになりました。

本展では、ソール・ライター財団監修の下、没後に発見されたカラーポジから新たにプリントされた作品44点を日本で初めて展示します。「写真はしばしば重要な瞬間をとらえるものとして扱われるが、本当に写真がとらえているのは、終わることのない世界の小さな断片と思い出なのだ」と語っていたライターが生み出した唯一無二の色彩の世界を存分に体験していただける貴重な機会となります。

開催期間 2024/10/25(金)~2025/01/13(月)
※イベント会期は終了しました
時間 11:00~20:00(入場は閉場30分前まで)
休館日 12/31~2025/1/2
入場料 無料
参加アーティスト ソール・ライター
会場
  • art cruise gallery by Baycrew's
  • 東京都港区虎ノ門2-6-3 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー3F
会場電話番号 03-3528-8262
会場URL https://artcruisegallery.com/
詳細URL https://artcruisegallery.com/exhibitions/saul-leiter