靴下産業のもののまわり「saredoの糸と靴下」

沖縄のD&DEPARTMENT OKINAWA by PLAZA 3にて、「靴下産業のもののまわり saredoの糸と靴下」を2023年2月6日まで開催しています。
古くは大和絣の産地として栄え、現在では国産靴下の一大産地としてさまざまな繊維産業がリンクする奈良。その地で生まれ育まれた一軒の糸商、萱澤商店の萱澤有淳さんは、家業であった卸会社で、国内外のさまざまな種類の糸を卸すだけでなく、別注の糸の取次をするなど、商品企画もおこなっていました。長年靴下の生産の現場に関わり続けてきた萱澤有淳さんは、落ちわたを100%使用したリサイクルのコットンに出会い、2014年に「saredo-されど-」を立ち上げ、糸の企画から靴下、帽子などの暮らしの道具を製造しています。
靴下には「たかが靴下、されど靴下」という言葉があります。靴下は、「莫大小」と書いて「メリヤス」と読む編み方でつくられますが、文字通り大きくも小さくもなる伸縮性に優れた編み方です。そのため、ていねいにつくられたものと手抜きをしてつくられたものはパッと見ではわかりませんが、履き比べればその差は一目瞭然です。単なる「made in Japan」ではなく「誠実」「正直」「謙虚」「繊細」といった日本人の精神性とcraftsmanship=職人気質に基づき、「たかが」ではなく「されど」と思われるような、「made by Japanese spirits」なものづくりに関わりつなげて行くことを大切にしています。
「靴下」や「帽子」、これからの季節に活躍する「セーター」や「レギンス」など、その他服飾のアイテムが種類豊富に並びます。また、会期中は糸の量り売りもおこないます。ぜひ店頭でご覧になり、触り心地をお楽しみください。
《本文は公式サイト紹介文より抜粋/一部編集》
開催期間 |
2022/12/21(水)~2023/02/06(月) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 11:00~19:00 |
休館日 | 火曜日(年末年始の営業は店舗へお問い合わせください) |
入場料 | 無料 |
参加アーティスト | 株式会社萱澤商店/saredo |
会場 |
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お問い合わせ | 098-894-2112 |
会場URL | https://www.d-department.com/ext/shop/okinawa.html |
詳細URL | https://www.d-department.com/item/DD_EVENT_41934.html |