建築家・坂倉準三 パリ-東京 : 生き続ける建築

建築家、坂倉準三(1901-1969)の展覧会「建築家・坂倉準三 パリ-東京 : 生き続ける建築」が開催される。会場となるのは、彼が1951年に完成させたアンスティチュ・フランセ東京の建物だ。
1931年から1936年まで、建築家、ル・コルビュジエとピエール・ジャンヌレに師事した坂倉準三は、1937年パリ万国博覧会日本館の設計を任されたことで、国際的に高い評価を受ける。
帰国後は、住宅から公共施設、家具デザイン、展示構成から都市計画にいたるまで、さまざまなプロジェクトを手がける。師であるル・コルビュジエを通じ、坂倉準三はモダン・ムーブメントの建築に関心を抱き、シャルロット・ぺリアンやジャン・プルーヴェといったル・コルビュジエの仲間と交流し、のちに共に仕事をすることになる。
坂倉準三の作品は変化に富み、特に建物の内と外の関係については、日本の伝統建築に基づいた独自のとらえ方を感じ取ることができる。坂倉準三はまた人間に対して特有のとらえ方を持ち、ル・コルビュジエのように建物を建てる際の寸法として考えるのではく、建物によって包み、守り、開放すべき感情を持つ存在として、人間をとらえていた。
本展では、映像や写真、当時の資料や家具によって坂倉準三作品の特徴を紹介し、そのエレガンスや大胆さ、そして温かさを浮き彫りにする。
【関連イベント】
●シンポジウム「建築家・坂倉準三 パリ-東京 : パリ万博日本館の建築精神」
日時:9月25日(火) 15:00~
場所:アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
開催期間 |
2018/09/06(木)~2018/09/30(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 詳細は公式ホームページをご覧ください |
休館日 | 詳細は公式ホームページをご覧ください |
入場料 | 無料 |
参加アーティスト | 坂倉準三 |
会場 |
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会場電話番号 | 03-5206-2500 |
会場URL | http://www.institutfrancais.jp/tokyo/ |
詳細URL | http://www.institutfrancais.jp/tokyo/events-manager/sakakura/ |