東京の国立映画アーカイブにて、「ポスターでみる映画史 Part 5 アニメーション映画の世界」が2025年7月27日まで開催しています。

—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—

いまや世界の映像文化を席巻するアニメーション――日本はその中でも最もクォリティの高い作品を創り出してきた国の一つです。実写撮影に頼ることなく静止イメージを重ねて画面の動きを生み出す独自の表現として、アニメーション作品は映画史の早い時期から生み出されましたが、やがて各国で一大産業へと発展するとともに、独創的な作家たちも活躍してきました。

映画の誕生から130年の節目を迎える本年、当館は、初期作品から現代の新作まで幅広い年代や国のアニメーション映画の系譜を、所蔵する豊富なポスターコレクションなどの資料から網羅的にたどります。ハリウッドのカートゥーン映画、欧州各国の特徴ある名作、そしてもちろん日本が誇るアニメーションの名作にも重点を置き、この映画文化が形作った大いなる潮流を振り返ります。

【関連イベント】
●トークイベント
※申込不要、参加無料（展示室内で開催のトークは、観覧券が必要）

ハリウッド・カートゥーンのなかのクラシック音楽
日時：5月31日（土）　16:00～16:45（予定）
講師：藤原征生（国立映画アーカイブ特定研究員）
場所：展示室ロビー（7F）

企画の見どころと展示品解説
日時：6月28日（土）　15:00～15:45（予定）
講師：岡田秀則（国立映画アーカイブ主任研究員）
場所：展示室内（7F）

映画産業におけるアニメーションの歴史
日程：7月19日（土）
講師：宮本裕子（立教大学現代心理学部准教授）
場所：展示室ロビー（7F）