60年以上の歴史を持つ日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みであるグッドデザイン賞。その年のすべての受賞対象の中で、社会性、時代性、提案性などの面で最も優れているとされる1件に贈られるのが、「グッドデザイン大賞」です。1980年の制定以来、その年を象徴するシンボル的なデザインとして選出される「大賞」は、日本の社会におけるデザインのマイルストーンの役割を担っています。

2018年度大賞を受賞した「おてらおやつクラブ」は、お寺にお供えされるさまざまな「おそなえ」を、子どもをサポートする支援団体と連携し、仏さまからの「おさがり」として、経済的に困難な状況にあるご家庭へ「おすそわけ」する活動です。2014年に活動を開始、2017年にはNPO法人化し、趣旨に賛同する全国の1,000ヶ寺以上のお寺と、子どもやひとり親家庭などを支援する各地域の支援団体をつなげ、お菓子や果物、食品や日用品を届ける活動をおこなっています。

本展は、会場を「おてらおやつクラブ」に見立て、ご来場される方々に活動を体験いただくことでその仕組みや意義、「お寺」という存在の可能性をデザインの視点から解き明かします。また、期間中、会場では「おそなえ」を常時受け付けます。

《本文は公式サイト紹介文より抜粋》

【関連イベント】
●ワークショップ：「おてらおやつクラブ」を体験する
日時：2019年4月5日（金） 19:00～20:30　
定員：20名
参加費：無料（できましたら「おそなえ」をお持ちください。内容・量はお任せいたします。）
ゲスト・WSファシリテーション：福井良應（おてらおやつクラブ事務局：マーケティング・寄附相談担当）

※そのほかの関連イベントは、下記詳細URLをご覧ください。